27年間のあゆみ
1998年の開設から現在まで、サイトの規模や活動量は一定ではなく、活発な時期と休止期間を繰り返しながら続いてきました。以下に、27年間の主な出来事とコンテンツの推移をまとめます。
(国内・海外版含む)
年別更新回数
2001〜2003年と2020〜2023年が特に活発で、1年あたり30〜40回以上の更新があった。社会人になった2004年以降は急減し、2013〜2016年は完全に途絶えている。2020年のコロナ禍を機に再び活発化し、現在も高い水準を維持している。
ポケットゲーマー以前(1998–2000)
大学1年生の夏休み、情報処理室でたまたま同級生に出会い、HTMLの書き方とFTPでのアップロード方法を教えてもらう。自分で情報発信できることに驚き、地元の書店でHTMLポケットリファレンスを購入してHTMLを独学し始めた。
10月、大学の個人WebスペースにてWebサイトを初公開。当時のデータは現存しない。サイト名は「Welcome to My Home Page」というありきたりな名称で、内容は自己紹介程度だったと思われる。
この時期にゲームギアの魔窟に出会いGG熱が再燃。最初のゲームギア系コンテンツとしてラストバイブルスペシャルの情報を公開した。
11〜12月、ジオシティーズへの移転を検討するも広告とEUC-JP文字コードに馴染めず断念。サイト名を「田舎の夜」に変更(記憶なし)。99年1月よりteacup掲示板を開始。
「田舎の夜のように訪問者が少ない」というコンセプトで命名。"日本一マイナーなHP"というキャッチコピーも付けた。音楽とゲームギアがメインコンテンツ。
書店で作ろう魅せるホームページマガジン 1999年7月号の「センスアップ大作戦」を読んで自分のデザインセンスのなさに衝撃を受ける。これをきっかけにレイアウトを真剣に考えるようになった。
夏休みに試行錯誤した結果、サイト名を「ブランドエフ」へ変更。元々は福岡のショップ紹介コンテンツ(Brand [F])として企画していたが没に。最終的に"F"を"Free(自由)"の頭文字に読み替えてサイト名に採用した。
GAMEに5タイトル追加、ゲームボーイのドラクエⅠ&Ⅱも追加。複数ブラウザでの表示確認もこの頃から始める。Netscapeを入手するためにベスト電器本店へ行くも「雑誌付録にある」と言われiNTERNET magazineを購入した。
ポケットゲーマー 学生期(2000–2002)
研究室で初めて触れたMacOSのUIに影響を受け、WebプロフェッショナルのためのCSSとDHTMLを参考にブラウザ上でデスクトップを再現。IE・NN4・NN6・Opera6での動作確認に苦労した。
いろんなブラウザで動くようにするのが大変でした(汗) こんなのやってる暇があんなら中身を作れ!って言いたいっすね。(2003年当時の回顧録より)
継続わずか27日で歴代最短記録。ただしこのUI、2020年代のChrome・Safari・Firefoxでも正常動作する。
社会人第1期(2002–2004)
6月にエターナルレジェンドのコンテンツや情報募集のテキストが、2ch(当時)にそのまま書き込まれているのを発見。自分が書いたかのように思われるのが嫌でエターナルレジェンドのガイドを削除。さらに別サイトでシャダムクルセイダーとエターナルレジェンドのHTMLを丸パクリされているのも発覚。一気にやる気をなくしてサイト全体を閉鎖した。
しかし、勢いで閉鎖したものの、今まで多くの方に情報提供をしてもらっておいて、こんなことであっさり終わらせてよいのかと悩んだ。掲示板で継続希望のコメントを多数いただいたことを受け、やっぱり続けようと考え直した。「そもそもサイト全体を丸パクりされたわけではないから、些細なことで気落ちする必要はなかった」。
閉鎖コンテンツを段階的に再公開。COOL ONLINEのサービス仕様変更問題もあり、より高機能・低価格のXREAへの移設を決定。このタイミングで独自ドメインも取得することに。
サイト名にちなんで"pocketgamer.****"で検索し、「情報系サイトなら.comより.infoが相応しい」と判断して pocketgamer.info を取得。
社会人第2期(2004–2012)
2005年:CGI/Perlで作った掲示板をPHPで作り直し。
2006年:ポケットゲーマーmobile — ゲームカタログをケータイサイト化。ゲームタイトルの検索機能・ヤフオクの出品価格・Amazonでのレビューや中古販売価格・YouTubeの動画も見られる更新性の高い構成にした。個人的にはよく利用していたものの、ゲーム以外への興味の移行や生活環境の変化、スマホへの機種変で使用機会が減少。2013年のサーバ移設のタイミングで閉鎖。(復刻版はこちら)
2009年:全国ゲームショップMAP — 携帯のGPS機能を使って近所の中古ゲーム屋を探せるサービス。「ゼンリン地図-いつもNAVI」をクロールするなどして約2600店舗分の情報を収集した。ガラケーでは現在地から近い順に中古屋を一覧表示し、翌月のスマホ対応ではGoogleMap上にピンを立てて表示した。しかし当時は中古店がどんどん閉店していく時期で、どの店が閉店したか分からずメンテがまったくできなかった。新店情報の収集もできず、すぐに形骸化して2013年のサーバ移設のタイミングで閉鎖。2020年にデータを復元してみたが、周辺の中古ゲーム店は全て閉店していた。
社会人第3期(2017–現在)
更新停止期間中もBBSへの返信とサーバー代・ドメイン費用の支払いは継続。何をきっかけにやる気が出たのかよく分からないが、2017年秋から徐々にスマホ対応を開始。PC前提で書かれたHTML・CSSをほぼ全て書き直し、サイト構成の見直しも行ったため、全コンテンツのスマホ対応が完了するまで3年3ヶ月かかった。
1. 構成の見直し:コンテンツごとにバラバラだったレイアウトを統一。これまで静的HTMLで書いていたページをAPI+JavaScriptによるレンダリング方式に変更し、HTMLを書く量を大幅に削減した。画像はgif形式メインからpng・svgにシフト。ラストバイブルスペシャルのマップをsvgに変換するには外部のドット絵用svgコンバーターを利用した。
2. 外部リソースの活用:Wikipediaのデータを利用して海外版ソフトの一覧を作成したり、ゲーム紹介にYoutube動画を埋め込んだ。動画を作ってくれた方々に感謝。
3. ゲームガイドの充実:ギアスタジアム・モルドリアンなど新たに5タイトルを追加。JavaでROM解析をするようになって調査の幅が広がり、新たな発見も多々あった。
十数年ぶりに全体的に見直したので時間がかかったが、いろんな外部データを利用させてもらったおかげでなんとかスマホ対応を終えることができた。
スマホ対応完了後は既存コンテンツの機能強化がメイン。1つ1つは地味な更新だったものの更新頻度は高く、個人的に充実した時期だった。
ゲームガイド:魔法騎士レイアース2・モンスターワールドII を追加。英語対応(ギアスタ・SF外伝II・ドラゴンクリスタル・バーチャMini・モータルコンバット)。長年やりたかったラストバイブルの魔獣合体シミュレーション機能を追加。ファンタシースターアドベンチャーのパスワード生成機能も作成。
ゲームカタログ:非ライセンスソフトを追加。ジャンルによる絞り込みや並び順の指定が可能に。海外版カタログの検索性向上やタイトルごとの情報追加、eBayの検索リンク追加。なお、外部APIを活用したレビュースコア・紹介文・翻訳機能はAPIの有償化に伴いコンテンツを廃止した。
その他:姉妹サイト「ポケットゲーマーGB」を公開。ウラ技メニューを独立させ新規追加・海外タイトル追加も実施。過去コンテンツの復刻(フォント、携帯サイト)やトップページのメニュー見直しも行った。
いつかGBの攻略サイトも作りたいと思っていたところ、ポケットゲーマーGBとして公開。最初はザードの伝説シリーズのガイドを予定していたが調査が進まず約2年経過。路線変更して熱闘リアルバウトのコマンド表から公開を開始した。2025年5月には念願のザードの伝説2のガイドを公開。
以前から生成AIを活用していたが、サイトのコンテンツ制作にも本格的に利用し始める。
ゲームガイド追加の歴史
1998年のラストバイブルスペシャルを皮切りに、2001〜2002年にかけて一気に拡充。その後は長い休止期間を経て、2017年の再開以降は海外版対応も含めて着実に増加を続けている。魔導物語シリーズや餓狼伝説スペシャルなど廃止したものも一部あるが、現在は国内・海外版あわせて30タイトルのガイドを公開中。
※ 斜線はガイド廃止・クローズ期間。灰色は再公開。
掲示板の投稿推移
teacup掲示板(1999〜2002年)から独自掲示板(2002年〜)への移行後、2002〜2003年が最盛期で年間100件を超える投稿があった。2007年以降は急速に減少し、2013〜2017年の休止期間はほぼ途絶。2018年の再開後は細々と続いており、現在も攻略に関する質問や情報提供が届く。
teacup掲示板時代(1999〜2002年)と独自掲示板時代(2002年〜)の年別投稿数。
話題のカテゴリ(独自BBS時代)
主な話題の内訳
- ゲームガイド・攻略(31%)
- 攻略方法の質問・回答が最多。ラストバイブルスペシャル・シルヴァンテイル・モルドリアンなどが多い。
- 情報提供・データ修正(17%)
- 訪問者からのデータ提供や誤り指摘。サイトの精度向上に大きく貢献。
- サイトへの感想・要望(13%)
- コンテンツへの感謝やリンク申請など。全盛期は毎月のように届いていた。
- ソフト・本体収集(8%)
- オークション情報やプレミアソフトの話題。GGコレクター同士の情報交換。
※ teacup時代はHTMLログ、独自BBS時代はデータファイルをもとに集計。カテゴリ分類はキーワードによる自動分類のため目安。
歴代サーバー
開設当初は大学のWebスペースを間借りしていたが、卒業を機に2002年3月から有料レンタルサーバへ移行。独自ドメイン取得は2004年。2016年からはAWSに移行して約9年間稼働したが、2025年に再びXREAへ戻り、現在はCORESERVERで運用中。27年間でサーバーを8社渡り歩いている。
| 期間 | サーバー |
|---|---|
| 1998.10 – 2002.03 | 大学の個人web公開スペース |
| 2002.03 – 2004.01 | COOL ONLINE(Internet Archived) |
| 2004.01 – 2008.02 | XREA (Plus) |
| 2008.02 – 2013.03 | CORESERVER |
| 2013.03 – 2016.02 | Gehirn RS2 |
| 2016.02 – 2025.03 | Amazon Web Services |
| 2025.03 – 2026.03 | XREA (Plus) |
| 2026.03 – 現在 | CORESERVER ◀ current |
歴代Webサイト制作環境
開設当初はWindows PCとメモ帳からスタート。2002年にMacへ移行したが、PHP開発の必要性からWindowsも併用する時期が続いた。2015年のMacBook Air復帰以降はMacに一本化し、現在はM2チップのMacBook Air(メイン)とWindows Mini PC(サブ・表示確認用)の2台体制。エディタはメモ帳からTerapad・Dreamweaver・Sublime Text・VSCodeと変遷している。
- OS
- Windows 95
- エディタ
- メモ帳 → EmEditor Free → Terapad
- 画像編集
- PhotoDraw2000 → Fireworks 3J
- その他
- Excel 97、Stirling
大学合格祝いに購入(約30万円)。フロッピーでコンテンツを持ち運び、大学のPCからFTPでアップロードするスタイルで運用。
- OS
- MacOS 9.2.2 / 10.1〜10.4 / YDL
- エディタ
- mi / Dreamweaver 4J
- 画像編集
- Fireworks 4J
- その他
- Excel 2001、Perl
初任給で購入(24万円・12回払い)。付属のキーボードとマウスがとにかく使いづらく、マウスは市販品に変えた。OS Xの動作が重くOS 9.2を多用。2004年頃からYellow Dog Linuxも導入してLinuxブラウザでの表示確認も行っていた。Mac OS 9のIE 5でOsakaフォントで表示されるのが好きで、Webサイトもその環境に最適化していた。ただしMacOS 9/Xはプログラム開発には不向きで、2005年頃からWindowsを使う機会がじわじわ増えていった。
- OS
- Windows XP Home
- エディタ
- Terapad / Dreamweaver / ケータイサイト制作王3
- 画像編集
- Fireworks (STUDIO 8)
- その他
- PHP 4-5
ビックカメラ新宿で一目惚れして購入(約12万円)。コンパクトな筐体が魅力。PHPプログラム開発が大幅に捗るように。ケータイサイト制作王などWindows専用ソフトの利用も開始。
- OS
- Windows 7
- エディタ
- Eclipse → Sublime Text 3
- 画像編集
- Fireworks (STUDIO 8)
- その他
- PHP 5
デスクトップPC 2台を処分してノートPC 1台に集約(約8万円)。4年後には動作の遅さでストレスが溜まるように。安かろう悪かろう。
- OS
- macOS Sierra → Catalina
- エディタ
- Sublime Text 3 → 4
- 画像編集
- GIMP 2.1
- その他
- Googleスプレッドシート / Eclipse / Hex Friend / PHP 5-8 / Java 8
5年ぶりにMac復帰(メモリ8GB・約16万円)。Intel Macで開発環境が大幅改善。M2が出るタイミングまで買い替えを先送りにした。
- OS
- macOS Monterey → Sonoma
- エディタ
- VSCode
- 画像編集
- GIMP 2.1 / Figma
- その他
- Googleスプレッドシート / IntelliJ / Hex Friend / PHP 8 / Java 21-23
前モデルよりさらに薄く軽く(メモリ16GB・約19万円)。USB Type-Cのみなのが稀に不便。
- OS
- Windows 11 Home
- 画像編集
- Fireworks(STUDIO 8)
- その他
- ケータイサイト制作王3
Amazonのセールで約2万円で購入した手のひらサイズのミニPC。CPUは非力だが表示確認用途には問題なし。2005年発売のSTUDIO 8も2006年発売のケータイサイト制作王3もWindows 11で動作する。Windowsは古いソフトも動く後方互換性があるのが強みで、この点はCPU変更で古いものを切り捨てるmacOSとは思想が異なる。
対応ブラウザの変遷
開設当初はIE・Netscape Navigator全盛の時代。Mac移行に伴いSafariやiCab、Operaの動作確認も行うようになった。2006年以降はFirefoxとSafariが主流となり、Chromeが台頭した2010年代からはIEのサポートが形骸化。2020年にIEを正式にサポート対象外とし、現在は主要モダンブラウザのみを対象としている。
※ 更新履歴に記載のある対応・非対応の記録をもとに作成。